掲載日:2001年12月21日
品目:大根、人参など
産地、生産者:兵庫県揖保郡御津町苅屋(干拓地)

土地を造る、野菜を作る・・・県下に誇る100haの野菜団地

みなさん、お久しぶりです。(^^ゞ
今回は、わたし大根で〜す。埋まったままで失礼します〜。
私は、姫路市の西側の御津町の「干拓地」で育ってます。でも、普通の畑と何の変わりもなく立派に育ちます。

面積はなんと100haもあり、一面畑になってます。ここは大正時代に干拓された土地なんです。昭和の初め一度、防潮堤が決壊し、大部分の農地が海に戻ったこともありましたが、再び干拓事業を実施し昭和32年に現在の野菜団地が完成しました。

と言ってる間に、柴田さんに抜かれてしまいました。このあとヒゲや葉を切ったのち、水洗いしてもらいます。


左から柴田政文さん、大西広樹さん

広大な御津の干拓地
海抜0mの干拓地ということで、普通の畑とは違った特徴があります。例えば、海砂が主なので、腐葉土のたい肥と比べると土の栄養分がずっと少ないのです。4〜5年に1回海砂を客土したり、肥料も干拓地用に配合したものを使用したりします。
また、雨が降ると浸かってしまうので、うねを30cmほどに高くして浸からないようにし、排水設備によって余分な水を外に出します。
あと、台風によって海の方から強い潮風が吹くと、野菜は潮に弱いので、大事に育ててもらっています。


石碑が干拓の歴史を静かに伝えています
農家がハウスを借りて野菜を栽培する、レンタルハウス事業もしています。ほうれんそうなどを育てています。5戸の農家が年間3回転程度の作付を行っています。

御津地区ではこうした充実した設備もあり、高齢化問題や後継者不足も解消され、若い人たちも野菜作りを担っています。

稲田旬弘さん
私たちは『御津野菜センター』という集出荷場に集められ、姫路市場をはじめ主に京阪神地区に出荷されます。

冬はおでんや風呂吹きで私を食べて、冷えた体を温めてください。だいこんおろしで、焼肉に合わせたり、和風ハンバーグのたれとしてもおいしいですよ。でも、時間の経過と共にビタミンCが失われるので気をつけてくださいね。(^_^)
葉柄に近い方が比較的甘みがあり、尻部に近い方が辛味があります。煮る場合には、米のとぎ汁か、ひとつまみの米を入れると、苦味成分がでんぷんに吸い取られ、甘く仕上がります。

●御津町干拓地での主な栽培作物
大根、人参が中心。他に青うり、ほうれんそう、網干メロン、青ねぎ、キャベツなど。
●大根の栄養について
非常に多くのビタミンを含んでます。
でんぷん分解酵素アミラーゼも含んでます。
葉も根部に劣らずビタミンが豊富です。


販売担当者 野菜部 鈴木係長(大根)
TEL:0792-24-3611


保冷庫も3基備えています